東京都板橋区 有限会社サタケ工業|リフォーム・エクステリア&ガーデン

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庭と建物、そして人の想いを“感じて”歩く一日

 朝10時。 外構・エクステリア仲間の経営者が集まり、庭と建物を巡る散策が始まりました。

 同じ業界だからこそ、「きれい」「かっこいい」だけで終わらず、
なぜこうつくったのか、どう残し、どう使われていくのかという視点で空間を見る、楽しい時間です。

 4カ月に1度程度の開催ですが、定期的に都内の庭や建築を見て回っています。

 

 

灯籠に組み込まれたオブジェ

 散策していて気になったのは、灯篭内のオブジェ

石の重厚さの中に、金属の意匠が納まり、
主張しすぎることなく、しかし確かな存在感を放っています。
シンメトリーなデザインは、自然の中にありながら、人の手で整えられた神聖な空間であることを感じます。

わざわざ組み込み込んだ事の意味を、自分勝手に想像して楽しみます。

靖国神社の灯籠は、
「主張しすぎず、確実に場の質を上げる」良い見本だと感じました。

江戸城外堀の「牛込見附」石垣を眺めながら、神楽坂まで、

散策していて、続いて注目したのが、神楽坂の石畳の路地内にある店舗の外構フェンス。

天然木と人工竹垣を組み合わせたフェンスです。


竹はアルミ製のため緑が褪せにくく、
天然木の経年変化と対比することで、美しいコントラストを生み出していました。
視線を完全に遮らず、風を通す構成は、
人の目隠しでありながら、内側の植物にもやさしい設え。
外構が「境界」であると同時に「周辺環境を整えるオブジェ」であることを改めて感じました。

散策を終え、12時半。
事前に予約していた焼肉店で昼食を取ることに。
店内で目を引いたのは、壁一面に貼られたモザイクタイル。
一見すると均一に貼られたタイルですが、よく見ると一部はあえて割られ、再構成されています。
規則性の中に不規則さを差し込むことで、見る人の感覚を自然と刺激するデザイン。
切り出したタイルのわずかな凹凸からは、手仕事ならではの苦労と、
機械では出せない職人の温かみが静かに伝わってきます。

参道のオブジェ、外構のフェンス、店内のタイル。一見まったく異なるものですが、
どれも「人の営みと場をつなぐためのデザイン」だと感じます。

学びの多い散策と、少し特別なランチ。
ものづくりに向き合う姿勢を、改めて見つめ直す楽しい一日となりました。

この記事を書いた人

佐竹雄一郎

資格:1級建築施工管理技士、1級エクステリアプランナー

宅建士、福祉住環境コーディネーター2級