南禅寺~銀閣寺+京都府立植物園へ
1泊2日で、京都に行ってきました。
今回の京都の旅は、南禅寺から銀閣寺へと続く王道の散策コース。
庭を見ながら強く感じたのは、このエリア特有とも言える白砂でつくられた庭の美しさでした。
南禅寺からスタート
今回の京都は2写真を撮っても空が綺麗。この時期に京都に行くのは初めてでしたが、天候に恵まれた2日間でした。
南禅寺から散策をスタート。南禅寺方丈の庭に広がる白砂と砂紋は館内の動画でも紹介されていましたが、明確な意図と設計があるそうです。
南禅寺を見た後は、近くの大力亭で昼食を、こちらの雰囲気も良くお勧めです。
永観堂、哲学の道、法然院、そして銀閣寺へ。
永観堂は初めての訪問でした。永観堂唐門の盛砂は市松模様で個性を感じました。
続いて訪問した法然院では美しい苔も印象的でしたが、
今回のルート全体を通して感じたのは、やはり白砂の存在感。土地の風土や歴史の中で育まれてきた美意識なのか、どの庭にも共通する“砂の存在と見せ方の工夫”を感じました。
銀閣寺の銀沙灘・向月台に象徴されるように、
このエリアは一貫して砂で景色をつくる文化を感じます。
苔の“育つ美しさ”に対して、白砂は“整え続ける美しさ”。
自然に委ねる部分と、人が手を入れ続ける部分。
そのバランスが、京都の庭らしさと感じました。
また、このエリアは伏見稲荷や清水寺と比べると欧米からの観光客がやや少なく、
どこか落ち着いた空気の中で空間と向き合えるのも印象的でした。
夜の京都府植物園、自然からアートへ
夜は移動して、京都府植物園のライトアップへ。
昼間の庭園とは対照的に、
ここでは光や音によって空間が演出されていました。
植物そのものを鑑賞するというよりも、
光によって再構成された“自然のアート”を体験する感覚。
霧や照明によって生まれる陰影、
視覚だけでなく音も含めた空間演出。
これは“自然を整える”というより、
自然を素材にした表現に近いものだと感じました。
今回の散策で感じたこと
外構や庭づくりにおいても、自然をどう扱うかで空間の価値は大きく変わります。
整えるのか、委ねるのか、演出するのか。その選択によって、同じ素材でも全く違う表情になる。
今回の京都旅行は、自然と人の関わり方の幅を改めて感じる時間になりました。
この記事を書いた人
佐竹雄一郎
資格:1級建築施工管理技士、宅建士、1級エクステリアプランナー
近況:昨年7月に遭遇した交通事故のリハビリに励んでいます。
